【就活生必見】三菱東京UFJ銀行の企業分析!安全性や業務内容は?

就活生向け企業分析

 

 

今日は三菱東京UFJ銀行の企業分析をしていきます。

「企業分析って何から始めればいいかわからない」「自己分析や面接の対策で企業分析する時間が取れない」という就活生の皆さん!この記事を読めばその疑問は解決します!

三菱東京UFJ銀行のほかのメガバンクと比べた時の特徴、安全性、業務、などを明らかにしていきましょう。

「三菱東京UFJ銀行に就職したい!でも、企業分析に自信がない!」というあなた!この記事では、あなたに代行して企業分析を行います。

では、本題に入っていきましょう。もくじをクリックして、読みたい項目から読み進めてもよいかと思います。

就活生は知っておくべき!三菱東京UFJ銀行の歴史は?

三菱東京UFJ銀行は、さまざまな銀行と合併することで誕生した銀行です。だからこんなに長い名前になっているのですね。

下の図を見てください。

上の図は、三菱東京UFJ銀行が誕生するまでの合併の図です。

三菱銀行東京銀行の合併により東京三菱銀行、三和銀行東海銀行の合併によりUFJ銀行が誕生します。

そして、東京三菱銀行UFJ銀行の合併により現在の三菱東京UFJ 銀行が誕生しました。

つまり、三菱東京UFJ 銀行の源泉は三菱銀行東京銀行三和銀行東海銀行の4社ということになります。

三菱東京UFJ 銀行のシェアは??

三菱東京UFJ 銀行の全国シェアは7.01%で、国内トップです。次いで三井住友銀行は5.5%、みずほ銀行が4.3%となっています。

ちなみに、メガバンク3社の貸出金の割合は以下になります。

三菱東京は43%と、ダントツでトップですね。

三菱東京UFJ銀行の業績の推移は?収益性を確認!

では、三菱東京UFJ銀行の業績の推移を見ていきましょう。

年々と上がっていますね。今期の売上は、6兆680憶円でした。利益率も高い水準を保っています。しかし、2015年からは利益率は減少傾向にありますね。これは、マイナス金利の影響です。銀行は利益を出しにくくなっているのですね。

マイナス金利について知らない方はみずほ銀行の財務諸表分析の記事で紹介しているので参考にしてください。

三菱東京UFJ銀行の売上高は、メガバンク3社の中でも一番高いです。ちなみに、2位以下は三井住友銀行、みずほ銀行の順番になります。

三菱東京UFJ銀行の安全性はどうなの?

では、次に貸借対照表を見て安全性の確認をしていきましょう。

今期の貸借対照表がこちらです。

負債がほとんどを占めていますね。しかし、これは銀行の場合安全性が低いということにはなりません

では、何で安全性に問題がないといえるのか。それは、この負債のほとんどが預金者の預金だからです。

預金が負債にあるのが違和感かもしれませんが、

口座に預けられている預金は銀行の手元にあるものの、預金者がお金を引き出すときには返さなくてはいけないお金ですよね。だから預金は負債になるのです。

実際に、負債のうちの60%ほどを預金が占めています。

自己資本比率を計算してみると、5.7%となりました。銀行は5%を超えていれば安全だといわれているので、三菱東京UFJ銀行についても安全性は心配ないといえるでしょう。

ちなみに、みずほ銀行は自己資本比率は4%です。

三菱東京UFJ銀行はどのような事業を持っているの?

では、次に三菱東京UFJ銀行がどのような事業を持っているのかを確認しましょう。主な事業として紹介されているのは、次の5つです。

  • リテール事業本部
  • 国際事業本部
  • 市場事業本部
  • 法人事業本部
  • 受託財産事業本部

それぞれの事業内容を確認しましょう。

リテール事業本部

リテール事業は、リテール(小売)からわかるように、消費者(個人)向けの商品を提供する事業です。資産運用や住宅ローン、相続などが中心となります。

国際事業本部

世界の各地で、企業の資金調達のニーズに応えるサービスです。世界的に低金利政策が続く中、利益をどうやって出せばいいか悩ましい事業です。しかし、三菱東京UFJ銀行はこの事業での利益率は一定に保つことができています。

市場事業本部

債券、外国為替、株式など、金融資産の取引、ALM業務(資産、負債の管理)を行う事業です。

法人事業本部

企業に対して貸出や決済、資産運用などのサービスを行う事業です。

受託財産事業本部

資産を受託し、その運用や資産の管理を行う事業です。投資信託や年金は個々に含まれます。

三菱東京UFJ 銀行は何の仕事を募集している?

三菱東京UFJは、現在以下の4つの職種を募集しています。

  • 総合職
  • 総合職(特定)
  • アソシエイト職
  • ファシリティマネジメント職

総合職

「中堅中小企業取引」「大企業取引」「国際業務」「インベストメントバンキング」「リテール業務」「金融マーケット業務」「ファイナンシャル・テクノロジー」「戦略財務会計」「システム」「デジタル・イノベーション」の業務があります。

総合職(特定)

「リテール・プロフェッショナル」「外国為替業務推進」「法人業務推進」の3つの業務があります。

アソシエイト職

「窓口業務」「外国為替業務」「法人サポート業務」「本部業務」の4つがあります。

ファシリティマネジメント業務

企業や団体が所有している資産を経営戦略的視点から企画、管理、活用する業務です。特に、理系出身者を募集しています。

気になる年収は??

では、最後に三菱東京UFJ銀行の平均年収を確認して終わりましょう。下のグラフを見て下さい。

2015年、2016年は平均年収が高まったようですが、現在はそれと比べては高くありません。

ただ、どの年でも平均年収は1000万円を軽く超えているので、さすが高給で有名な会社といったところですね。

まとめ

以上で三菱東京UFJ銀行の企業分析を終わります。

銀行の中でも一番規模のでかい三菱東京UFJ銀行は、現在グローバル展開を戦略の主軸においています。これからもさらに規模は大きくなっていくでしょう。

アツい企業ですね。

では、また次の投稿も楽しみにしていてください。

P.S.

このカテゴリーでは、「あなたの就職したい企業を、ぼくが分析する」ことをテーマにしています。分析してほしい企業がありましたら、下のフォームで僕にお伝えください。

参考サイト・資料

三菱東京UFJ銀行ホームページ有価証券報告書

 

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